法律相談に関する一般的なご案内

相談と事件

　ご相談と事件に関するご依頼は、別です。ご相談でアドバイスを差し上げ、それに従ってご行動いただくだけで問題が解決することも、しばしばあります。ご紹介等は不要ですので、まずは、法律相談にお越し下さい。

法律相談

　相談料は、３０分５，２５０円です。事件処理をご依頼される場合には、相談料は着手金に組み入れます。ご依頼が後日になっても、事情が大きく変わっていない限り、同様です。また、借金問題の初回相談料は、無料です。

ご相談に際してのお願い

１　資料はすべてご持参下さい。

　重要でないと思える資料にも、訴訟の帰趨につながる資料が含まれていることが、多々あります。弁護士は、知らない資料に基づいては、判断できません。
　なお、例えば、不動産に関するご相談の場合には、登記簿謄本や権利証が、交通事故に関するご相談の場合には事故証明書が、借金に関するご相談の場合には貸主（クレジット会社や消費者金融会社の名称、現在の債務額、借入れ開始日）のリストが、相続に関するご相談の場合には相続人が分かる図等が、それぞれ有益です。こういった典型的なものに限らず、小さなメモ一つであっても、大きな意味を持つことがあります。

２　ご本人がお越し下さい。

　ご家族やご友人の方がご同行されることは、ご本人の同意がある限り、差し支えありません。しかし、ご本人がお越しでないと、事情が明らかにならず、的確なお答えが出来ないことにもつながります。

３　予約して下さい。

　当日は、弁護士と面談してのご相談となります。ご予約がない場合、多数のご相談者の方が順番をお待ちのため、長時間お待たせすることにもなりかねません。また、裁判への出廷や遠方への出張等で弁護士が不在の場合もあります。必ず、事前のご予約をお願いします。

４　あまり考え過ぎないで下さい。

　最初からご依頼を前提としてお考えいただく必要はありません。事件としての処理をご依頼されるか否かは、法律相談後にご検討いただけますようお願いします。勿論、法律相談に引き続いてのご依頼に差し支えはありません。

５　できる範囲で整理して下さい。

　ご準備がなければ、弁護士に事件の概要を伝えるだけで３０分がすぐに過ぎてしまいます。時系列の表、事件の概要、当事者や相談したい点等を、事前にメモした上でご持参いただけるよう、お願い申し上げます。お手間をおかけしますが、それだけで、弁護士からより多くのアドバイスを受けることが出来る３０分となります。あくまでもメモで十分ですので、清書する必要はありません。

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